QBがパスを通す上で、クイックリリースはめちゃくちゃ重要です。

レベルの高いQBと発展途上のQBのプレーを見比べた時に最もわかりやすくレベルの差が現れるのがクイックリリースです。

クイックリリースとは、セットアップからリリースまでのボールの軌道に無駄がなく、腕の振りのスピードが速いことを指すと個人的に解釈しています。

それを実現させるための具体的な方法を簡単に解説しますので、冬〜春の期間に習得して、秋シーズンでハイパフォーマンスを発揮しましょう。

クイックリリースのメリット

球速が上がる

冒頭で書きましたが、腕の振りの速さもクイックリリースのポイントです。腕の振りの速さ＝球速になるため、クイックリリースを意識すると球速が上がります。

球速が上がると、ターゲットへのデリバリーが早くなります。そうすると、RAC（ランアフターキャッチ）がしやすくなり、ロングゲインに繋がりやすくなります。

投げようとしてから、ターゲットにボールが届くまでが短いと、それだけDBに寄られる時間が短くなります。

DBはQBが投球動作に入ると肩の角度や目線で投げるポイントを判断します。投球動作の開始からリリースまでの時間が長いとそれだけ寄られてしまいます。

参考動画はこちらです。

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ちーた/アメフト🏈スキル発信(@cheeta_kokowaku.com_)がシェアした投稿

僕のインスタグラムでもこの方の投稿を紹介させていただきましたが、前足の踏み込み（ストライド）が大きくなるとリリースが遅くなる。というものです。

足が地面についていない間は、ボールをリリースすることはできませんので、上半身が下半身の動きに合わせて大きく（遅く）なってしまいます。

これを防ぐには、前足の踏み込みを小さくし、投げられる体勢を早く作ることが重要です。

どれだけコンパクトに投げても腕の振りが遅ければ、クイックスローになりません。投げようと決めてからフォロースルーまで、迷いなく振り抜きましょう。

パスミスを恐れて腕の振りでコントロールしようとすると腕の振りが遅くなるだけでなく、コントロールミスにも繋がりやすいので、必ず８割〜９割のパワーで振り抜きましょう。

腕の振りを早くするには、体の回転（体の力）に合わせて腕を振り抜く必要があります。

野球のバッティングと同じく、身体の回転に肩から先の部分をついてこさせることができれば、末端のボールが加速してくれます。

このように深堀りした内容はオンラインスクール「SHOTGUN」で解説しています。

また、ビデオチェックによるフォーム改善などもやっています。

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では！