WRの様々なテクニックがある中で、意外と盲点なのが、どうすればQBに好かれるか。です。
QBの好きな飲物を買ってくる。とかそんなことじゃないです。笑
「WRとして信頼される」ということです。
どうすれば、QBに好かれる（信頼される）WRになれるか。現役のXリーグのQBの僕がまとめてみました。
カバーリードができる
WRは、ルートをなぞるだけではいけません。相手ディフェンスのカバーをリードし、正しいルート取りをしなくてはなりません。
QBはカバーをリードし、ターゲットを選びます。プレスナップリードで、「カバー２ならここ」「カバー３だったらこっちだな」と選択肢をいくつか頭に入れています。つまり、ターゲットを探すというより、カバーの穴を探します。
そうなると、カバーを的確にリードし、いるべきところにいてくれるWRはQBに信頼されます。
自らスペースを作れる
カバーをリードできるようになったら、次は、スペースづくりです。
イメージとしては、「空いたスペースに入り込む」ではなく、「QBが投げ込むスペースを残して、走る」です。
先程、QBはカバーの穴を探すと表現しましたが、言い換えると、カバーのシームを狙っています。
投げ込みたいカバーのシームにWRが先に入り込まれるとQBは投げづらいです。QBが投げ込みたいカバーのシームの手前にポジショニングして、ボールが飛んできたら、ボールにアジャストしてください。
とにかくボールが取れる
当たり前ですが、これ大事ですね。とにかくにボールが取れるWRは頼りになります。手の届くボールを落とさないことはもちろんですが、ボールへの寄りが速く、最後のひと伸びがあるWRにはほんと助けられます。
【番外編】After（練習後の個人練習）に付き合う
QBは、WRによってある程度投げるボールを変えます。基本的には、「ここに走り込んでこい」というようなボールを投げますが、WRの背の高さ、足の速さ、得意なパターンを考慮し、ルートによってはWRのキャラクターに合わせます。その細かい部分を合わせるためには、数をこなす必要があるため、全体練習以外にも合わせる時間が必要です。
ですが、WRの練習での走行距離はQBの比ではありませんよね。笑
WRからしたら、まだ走らせるの？ってなるかと思いますが、試合で活躍するためには、QBの信頼を得て、たくさんターゲットになる必要があります。頑張りましょう。
では！
