子供にスポーツさせたいけど、何をさせたら将来役に立つの?
スポーツのパフォーマンスを上げたいけど、ウエイトトレーニングをするべき?
アメフトに役立つトレーニング教えて!
そんな疑問や要望をすべて解決するものが1つだけあります。
それはズバリ陸上(スプリント)です。
なぜ陸上なのか
一言で言うと、すべての陸上で行うスポーツの基本だからです。
ここでいう陸上(スプリント)とは、短距離走のことです。短距離走は、物体(自分の体)を速く進める競技です。この理屈がわかれば、どの競技にも応用が効くので、身体能力の底上げになります。
陸上をするメリット
スピードが上がる
速く走ることが目的のため、当たり前ですけど、足が速くなります。
これを見てください。
超プロ野球 ULTRA
— カリブの怪物 (@jamaican_bolt) January 9, 2022
ULTRAスプリントマッチ 50m走対決
🥇6.06(6.065) 小池祐貴
🥈6.06(6.069) 桐生祥秀
🥉6.31 塩見泰隆
④6,43 和田康士朗
⑤6.49 小深田大翔
⑥6.98 松原聖弥#超プロ野球ULTRA pic.twitter.com/7NI88nghiq
学校で一番身体能力が高かった人たちが集まっているようなプロ野球界
そのプロ野球界の中でも足が速い選手を集めてもこの差です。陸上のいわゆるスプリント技術を会得している人とスプリント技術を練習せず身体能力が高くて足が速い人では、ここまでの差があるのです。
僕自信も今まで足の速い人をたくさん見てきましたが、僕が通っている陸上クラブのコーチと走った時に感じた速さは今までの足の速い人たちの比ではありませんでした。
スプリント技術は練習しなければ身につきません。才能や持って生まれた身体能力がなくとも、スプリント技術を身につければ、戦えるのです。
物体を動かすとは?を考えるきっかけになる
ただ闇雲に走っても、ある程度速くなって限界が来ます。どうすれば速く走れるのかを考えることが大事です。
冒頭で、短距離走は物体(自分の体)を速く進める競技といいましたが、つまり物理です。どのようにエネルギーを生み出して、どの方向に出力したら効率よく走れるのか。短距離走はそれを極めた競技です。短距離走を速くなろうとすることは、物理的に効率の良い動きを突き詰めることです。
そして、これは、他の競技にも後々生きてきます。
汎用性がある
陸上で行うスポーツのほどんどが何かしらの局面でスプリントを使います。
野球で盗塁するとき、サッカーでドリブルで突破するとき、バスケでドライブをかけるとき、アメフトでパスルートを走るとき
すべてでスプリント技術が使えます。もちろん競技性というものがありますので、陸上の選手と全く同じ走り方が求められるわけではありませんが、スプリント技術の応用で競技性はカバーできます。
また、物理的な考え方は、スプリントだけでなく、どうすれば速いボールが投げられるか、どうすれば遠くまでボールを蹴れるか、どうすれば相手のコンタクトに負けないか、様々なシチュエーションに置き換えられます。
以上のことから、習い事やトレーニングに迷ったら、とりあえず陸上をおすすめします。