アメフトボールの投げ方の基本【スパイラル、コントロール、スピード向上します】

アメフトボールってどうやって投げるの?

そもそも、どうやってボールを握るの?

うまく回転がかからない。。。

そんな疑問や悩みにお応えします。

この記事では、握り方から投げ方まで、アメフトボールの投げ方の基礎がわかります。

今からQBを始める方からフォームをもう一度見直したい方(中級者)まで、参考にしていただけるかと思います。

ボールの握り方

好みが分かれるため、僕の握り方を紹介します。まず、薬指の第一関節をレースの2節目にかけ、他の指は均等に配置します。この時、小指は指先をレースに引っ掛かる位置、中指と薬指の対角線上に親指が来ています。

中指、薬指、親指をメインに力を入れて握っています。手のひらは、ボールから数ミリ浮いている方が投げやすいです。

ボールの投げ方

続いて、投げ方ですが、セットアップ、テイクバック、リリース、フォロースルーの4フェーズにわけて解説します。

セットアップ

スナップを受けてから、いつでも投げられるように構えるのが、セットアップですが、足幅は肩幅よりやや広く、いつでもどの方向にでも動けるような歩幅をキープします。この時、カカトが数ミリ浮いている方が、動きやすいです。

ボールの位置は、利き腕側の胸の前です。胸ポケットにボールをしまうように持つとバランスがよく、ボールの先端が真下を向いている方が、DLのファンブルフォースからボールを守りやすいです。ボールの先端が、真下ではなく横に向いていると、DLにボールを狙われやすいため、基本的には、先端を真下に向けることをおすすめします。

また、利き手と逆手は、ボールから離しません。

テイクバック

投球動作に入って最初に行うテイクバック

利き手と逆の肩をターゲット(投げたいポイント)に向け、ボールの先端が真後ろに向くように、腕を引きます。このときの肩と肘は共に90度となることがポイントです。

ボールの先端が真後ろに向かずに横に向いてしまうQBが多くいますが、これは弓矢でいう弓をいっぱいに引けていない状態ですので、強いボールが投げられません。ボールの先端が後ろに向いているかチェックしましょう。

また、クイックスローには、このテイクバックまでを最短で運ぶ必要がありますので、ボールを大きく回していないか一度チェックしましょう。

細かいことをいうと、テイクバックに持っていく直前に、利き手と逆手をボールにタップする一流選手もいますが、今回は基礎なので、もし、興味があったら、この記事を読んでみてください。

一流QBの共通点【アメフト】

リリース

リリースする際のポイントは、肩は地面と平行に回転させ、肘を伸ばしきった状態でボールが手から離れるようにすることです。

体の回転は、野球のバッティングに似ています。利き手側の脚から、逆足への体重移動と同時に回転し、体が正体するタイミングでボールをリリースします。

リリースポイントは、利き手と逆側の脚の対角線上に来るようにすると、より力が伝わります

手首の使い方は、ボールをリリースするまでは小指がターゲットに向くようにし、リリースと同時に手のひらを回転させ、人差し指でボールを押し出します(下の画像参照)。野球のように、手首を折ってスナップを効かせることは基本的にしません。

フォロースロー

ここでのポイントは、手のひらを返し振り切ること、利き手側の肩をターゲットに向くまで回転してること、左手が、体から離れていないこと。です。

振り切ることは想像がしやすいかと思いますが、何においても、フィニッシュは大切ですよね。肩の向きに関しては、投げる前は、利き手と逆肩を、フォロースルーでは利き手側の肩をターゲットに向けることで、コントロールボールスピードの両方が向上します。左手のコンパクトさは、クイックスローに直結します。NFLのQBはみんなこれしてます。

最後に

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では!

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