ポケットパサーとモバイルQBどちらになるべきか

あなたにはQBの理想形はありますか?トムブレイディ選手のようなポケットパサー?それともラマージャクソン選手のようなモバイルQB?

どちらも魅力的ですが、あなたがどちらを目指すべきかを解説します。

結論、モバイルQBを目指すべき

スーパーボウルで優勝回数の多いトムブレイディのようなポケットパサーの方が優れているんじゃないの?そもそも走るの苦手だし、モバイルQBにはなれないよ。と思ったあなた、待ってください。ちゃんとした理由があります。

なぜモバイルQBを目指すべきか

僕が言いたいのは、NFLやXリーグで活躍する方法ではなく、学生リーグで活躍しやすい(勝ちやすい)のは、モバイルQBだ、ということです。

ポケットパサーは、QBの究極形だと思っています。レベルの高いポケットパサーになれるに越したことはないですが、カバーリードスキル、スローイング能力、ポケットワーク、肩の強さなど、そのすべてを高いレベルまで上げないと、活躍できません。つまり、短期間でうまくなるのは難しいということです。

よっぽど優秀なコーチがいるか、トライ&エラーを繰り返し、その都度、正解を導き出せる高い感性を持ち合わせている選手でなければ、大学4年間で優秀なポケットパサーになるのは難しいです。

それに比べ、モバイルQBは、走ることを選択肢の1つにするだけで、自分にのしかかるパスの負担を軽減でき、失敗(パス失敗やインターセプトやQBサック)のリスクを抑えてプレーができます。TDランを量産する必要はないんです。パス失敗やインターセプトやQBサックを5ydランに変えるだけです。地味に思えるかもしれませんが、大きなミス(ダメージ)をなくすだけで、崩れにくいオフェンスになります。

正直、ミスがないQBは強いです。

また、ディフェンスからしても、パスを勝手に失敗してくれる方が遥かに楽です。0yd(パス失敗)に抑えられる場面で、走られて5yd進まれると厄介ですし、ディフェンスしなければならないものが1つ増えるので、守りづらくなります。

以上のことから、モバイルQBを目指すことをおすすめします。

モバイルQBのなり方

ランニングスキルや足の速さが平凡でも、モバイルQBになれるということです。

ざっくりその方法を言います。

パスのときに、ドロップバックして、ステップアップして、走るだけです。

このように、なるべくシンプルに考えるのがポイントです。

カバーリードして、ターゲットを探して、見つからなかったら他のターゲット探して、ポケットワークでサックされないように時間を作って、それでもターゲットが見つからない場合はポケットから出て…とその都度、最適な選択肢をチョイスするのは難しいため、もっとシンプルに。が大切です。

「具体的に教えろ」ですよね。

具体的な方法を解説した記事で解説しています。

では!

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