スティックパターンを得意パスにする簡単な方法【アメフト  パス】

基本パスパターンをマスターして、自滅しない強固なオフェンスを手に入れよう第4弾

試合でのパス成功率は6割を超えていますか?試合で負けないオフェンス=自滅しないオフェンスを作るにはパス成功率60%以上が必要です。そうすれば、自滅で負けることはまずありません。秋シーズンまで自滅しない強固なオフェンスを作ることを考えましょう。

パス成功率60%を超えていないチームは、やりたいパスをやっていませんか?凝ったやりたいパスパターンに手を出すのではなく、地に足をつけて基本パターンをマスターする。それが自滅しない強固なオフェンスを作るコツです。

スティックパターン

№1ストレート、№2アウト、№3アウトのこのパターン

画像は、右からストレート、アウト、フック(ヒッチ)ですが。。。

狙い所から確認していきましょう

狙い所

基本的には、2枚のアウトを走るWRがメインターゲットになります。OLBを№2、№3で挟み、当てられる方に当てます。カバー3の場合は、CBが№1のストレートをカバーし、OLBはフラットゾーンへ開く(№2をカバー)ため、№3が空きやすくなります。カバー2であれば、OLBが№2と№3の2枚を見る形になりますので、どちらか当てやすい方に当てます。基本はこの考え方になります。

QBのテクニック

QBは、DEFの位置に合わせたボールを投げましょう。パスの基本はリードボールですが、わざとターンボールを投げるべきタイミングがあります。

ターゲットにしたWRのアウトの先にDEFがいる場合は、ターンボールを投げましょう。そうすることにより、カバーのシームに投げ込む形になり、パスカットがされにくくなります。また、WRもQBのボールの位置で、DEFの位置を悟ることもでき、RAC(Run After Catch)がしやすくなります。僕はこれを意図のあるボールと呼んでいます。

WRの走り方

№1のストレートは、原則CBをアウトリリースしましょう。インリリースするとカバー2の場合№2のアウトがCBにカバーされやすくなるのと、自身がSFに近づくのでカバーされやすくなります。カバー3,4の場合は、WRの外にCBがいる状況になり、QBの投げどころがなくなります。

№2、3のアウトは、必ずアウトする先にDEFがいるか確認しましょう。先にDEFがいるにも関わらず、アウトをがんばってしまうと自らカバーされに行くようなものです。先にDEFがいる場合はシームに留まる(QBにシームに投げてもらうように)ようにしましょう。

先にDEFがいない場合は、自分をカバーしているDEFと追いかけっこになるのでしっかりアウトしましょう。

最後に

こういった短いパスは、簡単に当てられるところから当ててリズムを作りましょう。欲を出さずに基本を守ることを徹底すれば、しっかりとしたオフェンスの土台となります。

では!

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