「ショートパスの成功率がイマイチ上がらない」
「試合やスクリメージだと、ルート練習のように決まらない」
「ショートパスの成功率を上げる練習が知りたい」
現役Xリーガーの僕が、そんな悩みを解決するためにこの記事を書きました。
ショートパスの成功率を上げる方法3つ
カバー判断を早くする(プレスナップの時点で9割済ませておく)
レベルが上がれば上がるほど、ショートパスにおいて、WRにパスを通せるタイミングは一瞬です。
このタイミングを逃さないようにカバーリードを早く済ませましょう。スナップを受けてからカバーリードを時始めるのではなく、プレスナップの時点でカバーを予測しましょう。ディフェンスのアラインを見て、どんなカバーをしてくるのか予測します。「カバー2だったらここに投げよう。カバー3だったらここに投げよう」と2〜3のパターンを用意しておきます。そして、スナップを受けたら、答え合わせです。予想通りのカバーだったら、元々決めていたターゲットへ投げ込むだけですし、外れても、次のターゲットに投げ込むだけです。
また、あえて、「投げ込む」と表現しましたが、ボールはおきにいかずに投げ込みましょう。
投げ込む方がコントロールも安定しますし、ディフェンスのカバーも間に合いません。
ノーレースで投げる技術を身につける
上段で述べたように、一瞬の勝負です。ボールを持ち替えている時間はありません。
しかし、慣れていないとノーレースで投げるのは難しいです。レースの位置でどこにどの指を置くか感覚で覚えており、その判断基準がなくなったことで、いつもと握り方が変わってしまい、投げづらくなる。ことが難しく感じる原因です。
これは、練習しかありません。おすすめの練習は、ボールを5球用意し、スナップを受けノーレースで自分のできる最速のスピードで投げ、またスナップを受け、投げる。この繰り返しです。慣れてきたら、自分の最速のスピード徐々に上げていくとよりいいでしょう。
決められたタイミングで投げる
上段2つができるようになったら、あとはそのスキルをいかして、決められたタイミングで投げ込みましょう。
カバーやターゲットを見すぎてはだめです。ターゲットを決めたら、迷わずタイミングで投げましょう。タイミングを逃さず、思い切りよく投げることが重要です。
最後に
ショートパスはQBの責任が9割です。ショートパスの成功率が高いチームは事故りません。ショートパスを得意にして、ゲームメイクできるQBを目指しましょう。
では!