WRに投げてからDEFに寄られてパスカットされた経験ありませんか?
それって球速が遅いことが原因かもしれません。
球速が速ければ、DEFに寄られる前にボールをWRにキャッチさせることができます。
パス成功率を上げるには不可欠なものです。ぜひ球速を上げていいパサーになりましょう。
しかも、きついトレーニングなしで、球速を簡単に上げる方法があります。それでは解説していきましょう。
球速は肩の内旋の速さに比例する
ボールを投げる時は、このように右肩(腕)を内旋させてボールをリリースしています。
153km/hと134km/hの投球フォーム。
— Velo Strength/Top Velocity認定コーチ (@throwhard67) June 9, 2022
どちらが153km/hでしょう?
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この内旋のスピードが速ければそこから放たれるボールのスピードが速くなります。これはイメージしやすいですよね。
肩の内旋を速くするには、どうすればいいか。
内旋を速く意識するわけではありません。その直前の肩の外旋の可動域の広さがポイントとなります。
野球のデータで、球速が速い選手ほど、リリース直前の肩の外旋の可動域が大きいというものがあります。弓を大きく引けば速い矢が飛んでいくように人体でも同じことが言えるようです。
ピンと来てないですよね。笑
僕も肩を怪我する前までは、おそらく信じられなかったです。
肩の靭帯を切って手術とリハビリを経て復帰した経験がありますが、復帰後はボールの飛距離やスピードがかなり低下していました。痛みはないし、筋力も戻って来ているのに飛距離やスピードは戻らない。。。
そんな時にこの話を聞き、納得しました。
実際に怪我していない左肩と比べると右肩の可動域がかなり小さくなっていました。
これが原因かと。
それが判明してから、外旋の動きのトレーニングを取り入れてみました。肩の外旋の動きが出てから、飛距離やスピードが戻ってきました。
トレーニング動画①
《野球選手のための肩外旋エクササイズ》
— 新海 貴史 (@newnewsea) December 21, 2021
日々のケアやトレーニングはチューブでインナー促通するだけでは不十分。
下垂位や挙上位、外転位など、どのポジションにおいてもしっかり出力が発揮できる状態を作る。 pic.twitter.com/1DEUjJRJkw
トレーニング動画②
ちなみに、100マイルを連発するチャップマンも取り入れています。
ゴムチューブ、トレーニングボール、フィットネスバーを使用したチャップマンのトレーニング動画を参考に載せておきます。
インスタで見る限り、チャップマンのオフシーズンはボディビルダーみたいなトレーニングが多いが、こうした肩周りのインナー系もしっかりやってるから100マイルを継続して投げられる。
— Velo Strength/Top Velocity認定コーチ (@throwhard67) January 28, 2020
特に肩関節を外旋する力が弱ると怪我をしやすい。
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では!