地方リーグでは、高校まで別のスポーツをやっていて、大学からアメフトを始める選手がほとんどです。
ピッチャーをやっていた選手がQBへ転向するケースが多いため、そんな選手に向けて、「今すべきこと」をまとめてみました。
目次
こんな人の課題を解決します。
・野球のときのように気持ちよく投げられない。
・先輩から野球投げと言われる。
・アメフトボールの投げ方の正解がわからない。
【結論】ピッチングではなくバッティングのイメージで投げる
まず最初に直してほしいことは、ボールを投げることのイメージの修正です。
ピッチングとQBのスローイングは別物です。
QBのスローイングは、どちらかというとバッティングに近いものがあります。
ピッチングとQBのスローイングの違いはざっくりこんな感じです。
・ピッチングは、前方に体重移動し、自分の間合いで投げる。
・QBは、回転でボールに力を伝えて、DLのプレッシャーが掛かる前に投げる。
※DLがプレッシャーをかけてくるため、前方に体重移動するスペースがなく、体を回転させて投げる必要があり、必ずしも自分の間合いで投げられるわけではない。
QBのスローイングの特徴って、バッティングに近いところがありますよね。
具体的にすべきこと
練習前のキャッチボールの時にできる簡単なことです。
前方への体重移動をやめて、前足を開いて体の近くにおいてスローイングしましょう。
言葉だと分かりづらいので、この動画を参考にしてください。
QB投げができるようになるとできること
プレッシャーがかかった状態で投げられるようになります。
プレッシャーがかかった状態でも投げられると、カバーリードする時間に余裕がでます。
投げようとしてから、短い時間で投げられるようになります。(クイックリリース)
ディフェンスの選手は、QBが投げようとすると、投げようとしているターゲットへ向かっていきます。
投げようとしてから、ターゲットにボールが到達するのが遅かったら、ディフェンスの選手に追いつかれてしまいますよね。
そうならないためにもこのように素早いスローイングが大事ということです。
では!