地球上の二足歩行の生物で最速のダチョウ
一体何故速いのか、解説していきます。
どのくらい速いの？
ダチョウは時速70ｋｍで走ります。早すぎますね。人類最速のウサイン＝ボルトが持つ100ｍ世界記録9秒58、この時のトップスピードが、時速44.7ｋｍに達します。それと比べてもかなり速いことがわかります。
なぜ速いの？
ダチョウの速さの理由を解説する前に、一流のスプリンターの速く走る要素のひとつを解説します。足が地面に設置した際、「足首が潰れない」ことです。スプリントは、自分の持っているエネルギーを地面に伝えて、その反発をもらってスピードを出しています。この時、足首が潰れてしまうと、力を逃してしまい、地面からの反発の力がもらえません。つまり、自分の持つエネルギーをロスなく、地面に伝え、ロスなく、反発を得るには、足首を固める必要があるのです。
では、ダチョウはどうか。
ダチョウの画像を載せましたが、みなさん、ダチョウの膝がどこにあるか探してください。
ありましたか？
よく見ると、人と違い、膝の折れる向きが逆ですよね。いや、それは膝ではないんです。カカトなんです。となると、つま先からカカトまで、なっがいなっがい。
ちなみに、膝は、胴体部分の毛で隠れています。人間は、股関節から膝までと膝から足先の長さが大体一緒ですが、ダチョウは、股関節から膝までが短く、膝からカカト（アキレス腱）が長く、カカトから足先までも長いんです。
このなっがいアキレス腱を駆使して、地面からの反発をもらいにもらい、超スピードを実現しています。
最後に
ダチョウの一番すごいところって、足の速さじゃないって知ってますか？
実は視力なんですよ。ダチョウの視力…
２０ｗｗｗｗ
２．０じゃないですよ。２０です。
半端じゃないですよね。視力２０は、４０ｍ先を歩くアリの姿もとらえるレベルです。
ダチョウとんでもねえ
では！
